2011年3月11日金曜日

「宇宙でさらに明るく」=運動や化粧も、テレビ電話で診断?山崎さん主治医

 【ヒューストン(米テキサス州)時事】国際宇宙ステーション(ISS)に滞在する山崎直子さん(39)の健康管理を担当する松本暁子医師(44)が10日午後(日本時間11日朝)、ヒューストンのジョンソン宇宙センターで取材に応じ、「心身ともに健康そのもの。宇宙に行き、さらに明るくなった」と山崎さんの近況を語った。
 松本医師は宇宙航空研究開発機構に所属する「フライトサージャン」(航空宇宙医師)で、山崎さんの主治医を務める。
 クルーの健康状態は、一般には船長がまとめて地上に連絡する。今回は松本医師が特別回線を引いたテレビ電話を使い、同性の山崎さんの健康状態を毎日就寝前にきめ細かく診断している。
 多くの宇宙飛行士がかかる「宇宙酔い」。山崎さんは事前に酔い止めを飲み、効いたため不調もなく乗り切ったという。また、無重力空間での運動不足解消のため1日約30分間、エクササイズバイクで体を動かしている。多忙のため毎日はできないが、物資運搬という「力仕事」をこなしているため特に問題はないという。
 山崎さんは宇宙でも普段通り身だしなみを整えている。松本医師によると、化粧品は飛散を防ぐため「水や粉っぽいものはだめ」だが「無重力空間は乾燥しているため、肌荒れケアは大切」。粘度の強い化粧水やクリームなどを使用しているとみられる。いずれも米航空宇宙局(NASA)の成分検査に合格した上で持ち込んでいるという。 

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引用元:マスターオブエピック(Master of Epic) 専門サイト

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